人参の播種から、みなさまの食卓に届くまで
丸米産商の『しれとこ人参』の一生をまとめました。
栽培から撰果、
発送まで
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土おこし雪解けが進む3月ころから土おこしを始めます。専用の機械をつかって土を深く掘り起こし播種前の肥料をすき込みます。
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種まき専用の真空播種機をつかって種まきを行います。
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パオパオ播種が終わると広大な圃場一面に白い不織布(パオパオ)が敷かれます。畑の温度を上げて、人参の発芽を促します。
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カルチがけカルチを使って培土をしていきます。
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除草・防除・追肥人参は比較的病気に弱く、天候などにより状況が日々変わります。発芽後も圃場を確認し、適切に管理を行うことが必要です。
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収穫収穫のタイミングを決めるのは営農部が担当しています。収穫に適した時期を迎えた圃場を選定し、人参専用のハーベスターである「キャロベスター」を使ってその日工場に納める分量を収穫します。
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撰果工場へ収穫後1時間以内に選果工場へ送られます。
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プールで洗浄工場へ到着したのち、まずはプールで土を落とします。手前側に映るプールはなんと深さ3mにもなります。夏でも冷たい地下水が充填され急速に人参を冷やすことが可能です。
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ブラシ磨きあげ洗浄レーンをめぐるうちに人参は少しずつきれいになっていきます。人参の表面には薄皮がついていますが、その皮をとりキレイに磨くブラシはなんと特注品。人参の皮や形状に合わせて作ったここにしかないブラシです。
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撰果台へ冷水→ブラシ→冷水と回った人参はついに選果台へ向かいます
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撰果ここで人参は一列に並べられ、身割れや傷を最終チェックされ、サイズわけされます。
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サイズごとのレーンへ丸米産商では人参のサイズが4種類と非常に細かく設定されており、それぞれのサイズ専用の箱に詰込みされます。選課台でサイズ分けされた人参は、サイズごとのレーンに分かれ次の場所へ送られます
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箱作り・箱詰め流れてきた人参は一列ごと手作業で箱詰めされます。熟練のスタッフにより手際よく作業が行われています。
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貯氷倉庫で冷却箱詰めされたのち、すぐに冷蔵施設に運ばれます。人参には、乾燥も大敵なため冷やしながらも水分は保持されるように冷却施設には氷を使用しています。
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出荷翌朝、出荷作業が行われます。同日中に本州に向かうフェリーでと積み込まれ日本各地に運ばれて行きます。
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物流・営業わたしたちの人参は、全国22の公設市場や料亭などに送られています。ぜひ次に人参を食べる際は産地にも注目してみてください。